子供の気管支炎について | 見なきゃ損2021年11-12月号

子供の気管支炎について

朝晩の冷え込みが感じられ、冬の到来を感じさせます。
一日の気温差が大きいと、体調を崩される方もいらっしゃいます。

体調管理には気を付けて、元気に年末を迎えましょう。
今回はこの季節に多くなる『こどもの気管支炎』についてです


こどもの病気入院共済金の支払件数第1位は「急性気管支炎」

おとなにとっては「風邪」の一種なのですが、そのなかでも咳や痰などの呼吸器症状が強い場合に「気管支炎」と呼ばれます。
「気管支炎」の原因の8割以上はウイルス感染、他は細菌感染により引き起こされます。
こどもの場合、ほとんどが感染性の「急性気管支炎」です。

  • 原因ウイルス・・・「RSウイルス」
    2歳までにほとんどかかると言われています。予防ワクチン、治療薬は無いので、症状にあわせた対処療法となります。飛沫感染、接触感染により広がります。
  • 原因ウイルス・・・「インフルエンザウイルス」
    感染力が強く、38度を超える発熱や寒気、筋肉痛などの症状が出ます。治療薬もあり、早期に使用するほど効果があります。予防ワクチンもあります。
  • 原因細菌・・・「マイコプラズマ」
    学童期にかかりやすい病気です。発熱や乾いた咳が4日以上続くとされ、その咳を通して飛沫感染していきます。治療には抗生物質(抗菌薬)が用いられます。
ぽぽこ

対処法

手洗い、うがい、マスクの着用、接触する物の消毒や 部屋の換気、加湿等、コロナ予防と同じです!

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