こどもの呼吸器感染症について| 生き生きだより2021年2-3月号

心配なこどもの呼吸器感染症

令和3年もあっという間に1ヶ月が経過しました。
県内では、コロナウイルス感染は徐々に減りつつはありますが、
引き続き、感染予防に努めていきましょう!
コロナウイルスも大変ですが、今回はこの季節によく請求がある
よく似たふたつの『こども』の呼吸器感染症についてです。

『こども』の呼吸器感染症とは

RSウイルス感染症

RSウイルスは、主に秋から冬にかけて流行する風邪のウイルスの一種です。
このウイルスは、2歳までにほぼ全員が感染するというありふれた風邪の病原体ですが、年齢や基礎疾患の有無、免疫力、アレルギー素因などの要素によって、重症化する場合があります。

ヒトメタニューモウイルス感染症

ヒトメタニューモウイルスは気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症を引き起こすウイルスの一種です。
1~3歳の幼児の間で流行することが多く、小児の呼吸器感染症の約5%から10%ほどは、このウイルスによるものと考えられています。
特に乳幼児や高齢者において重症化することもあり、注意が必要とされます。

症 状
咳、熱、鼻水、悪化するとゼイゼイ(ヒューヒュー)という呼吸、喘息様気管支炎や細気管支炎、呼吸困難になることも!
予防法
手洗い、うがい、マスクの着用、接触する物の消毒等、コロナ予防と同じ!

  • 入院共済金支払事例 8,000円 × 5日 = 40,000円
    0歳女の子-RSウイルス感染症による細気管支炎で5日間入院
  • 入院共済金支払事例 8,000円 × 4日 = 32,000円
    1歳男の子-ヒトメタニューモウイルスによる気管支肺炎で4日間入院