防災について| 生き生きだより2021年8-9月号

防災について

毎日熱中症を心配していた「猛暑」の次は、記録的な「大雨」!
長崎県雲仙岳では8月11日からのたった一週間で、年間雨量の4割に相当する雨が集中し、土砂災害が発生してしまいました。
県内のその他の地域でも被害は発生しています。
被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

この機会に防災に対する意識を高めよう

まずは自宅や勤め先が、警戒区域にあるかどうかを調べておきましょう。

平成11年6月に広島県で多数の人命を奪う土砂災害が発生しました。これにより、事前に危険な場所を知らせたり、避難体制を整備する目的で「土砂災害防止法」が制定されました。
長崎県は急傾斜地が多く、危険な場所としての「土砂災害警戒区域」に3万2千箇所以上更にそのうちの2万9千箇所以上が「土砂災害特別警戒区域」として指定されています。
その為、各市町村で「土砂災害ハザードマップ」の作成や、避難に関わる情報等の発信を行っています。

ぽぽこ

自分自身や家族、大切な人を守る為に、もしもの時の行動を事前に確認しておこう。

例えば警戒レベルが最も高いレベル5では、命の危険が極めて高いとされ、レベル4の段階で危険な場所から全員が避難するよう指示が出されます。
高齢者についてはその前のレベル3で避難となります。
レベル1、レベル2の段階で避難場所や今後の情報の確認をしておきましょう。

ぽぽこ

新型コロナウイルス感染による自宅やホテルでの療養も、病気入院共済金の対象となります。